12/22より全日本フィギュアスケート選手権2016が開催されます。
その大会に出場する期待の若手、樋口新葉選手に注目です。
樋口新葉選手はかわいいと評判ですが、性格や態度が生意気で嫌いという声もよく聞かれます。
今回はそんなひぐちわかば選手の経歴・プロフィールや素顔、同世代のライバル本田真凛選手との仲、先輩の浅田真央選手との関係などを調べてみました。
樋口新葉(ひぐちわかば)の経歴・プロフィール
生年月日:2001年1月2日
出身地:東京都
身長:152cm
血液型:A型
カップ:A?
所属クラブ:開智日本橋学園、明治神宮外苑FSC
コーチ:岡島功治
趣味:音楽・映画鑑賞
特技:縄跳び
名前の由来
2016年12月現在で若干15歳の樋口新葉選手。
名前が「新葉」と書いて「わかば」と読みます。
初めは「わかばしんば」とか「わかばしんよう」などと間違って読んでしまいますね。
珍しい名前ですが、これは樋口新葉選手が2001年の新世紀の始まりに生まれたということにちなんで、ご両親がつけた名前だそうです。
いつ見ても聞いても初々しさのある素敵な名前だと思います。
お友達からは呼び名からとって「ばっちょ」と呼ばれているそうです。
女の子らしくないあだ名ですが、親しみを込めている感じが伝わってくる呼び名ですね。
フィギュアスケートを始めたきっかけ
特技は縄跳びでなんと三重跳びができ、50メートル走は7秒1で走り切ります。
50メートル走の女子タイムの平均は8秒76だそうなので、素晴らしい運動能力だというのがわかりますね。
フィギュアスケートを通じて鍛えたものでしょうが、他の競技をやっていてもトップの選手で活躍していたかもしれないと勝手に思ってしまいます。
フィギュアスケートを始めたのは3歳の頃で、母親の勧めがきっかけでした。
樋口新葉選手いわく、最初は母親が自分にフィギュアスケートをやらせたかっただけという理由だそうです。
ただ樋口新葉選手は友達と楽しくおしゃべりをしながら滑れたのでそのままフィギュアスケートを始められたとのこと。
フィギュアスケートはスケート靴など費用がけっこうかかるものなので、母親としては軽い気持ちではなく、娘に本気でフィギュアスケートをさせたかったのだと思われます。
多くのトップアアスリートは幼少期の頃から競技を始めておりますが、樋口新葉選手もその中の1人だということですね。
やはりどんな競技やスポーツでも3~5歳から始めるとその後の能力開花につながりやすいものだとつくづく感じさせられます。
親は幼い時の子供を自由にさせるか、ある程度何かきっかけを与えてやらせるべきか悩むところでしょうね。
意見は様々でしょうが、全国や世界で活躍しているトップアスリート達の足跡を見ていると、個人的には幼少期の頃から半強制でも良いので、何かをするきっかけをどんどん与えていくべきだと思います。
中学校時代
出典:http://sportiva-new.mediagalaxy.ne.jp
それから樋口新葉選手はフィギュアスケートを続けていき、2013年に開智日本橋学園中学校に入学。
この開智日本橋学園中学校は武田奈也選手や石川翔子選手、石川優佳選手など数々のフィギュアスケーターを輩出している、フィギュアスケートの強豪校であります。
そんなフィギュアスケートのレベルの高い学校でライバルたちと切磋琢磨しながらスケートの技術や気持ちを高めていったのでしょう。
こういったトップアスリートの足跡を辿ると、必ずと言って言いほどレベルの高い環境に身を置いているのがわかります。
常に周りに高いレベルの人たちがいることが、自分自身のレベル向上にとって本当に重要な要素だということを感じさせられますね。
2014-2015シーズンの戦績
中学生の頃から才能を発揮していた樋口新葉選手ですが、2014-15シーズンにその力が本格化します。
初戦のアジアフィギュア杯ジュニアクラスでの優勝。
初参戦のジュニアグランプリシリーズのJGPチェコスケートでは、今やトップスケーターのエフゲニア・メドベージェワに続く二位の好成績を残します。
その後JGPのB.シュベルター杯でジュニアグランプリを制し、これは21世紀生まれの選手として初となる優勝でした。
これでJGPファイナルへの進出を果たします。
全日本ジュニア選手権ではショート、フリーそれぞれ首位になる高得点を叩きだし、見事初優勝を飾りました。
この大会における中学2年生での優勝は浅田真央選手安藤美姫選手の続く史上三人目の快挙となります。
そして迎えたジュニアグランプリファイナルではショートで5位に甘んじてしまうスタート。
そこから本来の力が発揮され、フリーで巻き返してトータルスコアで3位の位置につけました。
このジュニアグランプリファイナルで日本人が表彰台に立つのは村上佳菜子選手の2009年以来となる快挙で、日本のフィギュアスケートファンを魅了しましたね。
初出場となった、暮れの日本のトップ選手が一同に集う全日本選手権でも3位につける好成績を収めます。
中学2年生にして表彰台に登るのは2004年大会の浅田真央選手以来の快挙となりました。
2014-2015シーズン最後の大会の世界ジュニア選手権ではロシア勢のワンツーフィニッシュに続く3位となりますが、日本勢では堂々のトップとなる成績でシーズンを終えます。
2015-2016シーズンの戦績
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素晴らしい戦績を残した2014-2015シーズンでしたが、2015-2016はスタートで躓きます。
初戦のジュニアグランプリJGPオーストラリア杯ではミスを連発し、ショートで8位、フリーの演技も振るわず4位、トータルで5位となる結果に。
続くJGPクロアチア杯では2位の成績を残すも、昨年に続くJGPファイナルへは進出できませんでした。
このJGPクロアチア杯では本田真凛選手が優勝を飾っております。
その後全日本ジュニア選手権では見事優勝を飾り、2連覇を達成。
暮れの全日本選手権では宮原知子選手が優勝を飾りますが、浅田真央選手を抑えての2位となり、日本女子フィギュアスケート界の世代交代を感じさせる印象の大会となりましたね。
世界ジュニア選手権ではショートで5位と出遅れるものの、フリーで得意の3回転を成功させるなどして見事巻き返し、トータルスコアで2年連続となる3位の好成績で2015-2016シーズンの締めくくりとなりました。
日本のみならず、世界中でライバルがひしめき合うフィギュアスケート界の主要大会で立派な戦績を残している樋口新葉選手。
まだ15歳ですから今後の活躍がますます楽しみですね。
スケーティングの特徴
そんな世界で活躍する樋口新葉選手ですが、スケーティングの特徴は、なんと行ってもジャンプです。
ジャンプのスピード感に加え、高さへの評判も高い樋口新葉選手。
本人はジャンプへのこだわりが強く、リスクのある3回転ジャンプをプログラムに積極的に取り入れております。
2015-2016シーズンのJGPオーストラリア杯のフリーの演技では、イリーナ・スルツカヤ選手、安藤美姫選手、アデリナ・ソトニコワ選手、青木祐奈選手の4人しか成功していなかった、3回転ルッツ-3回転ループのコンビネーションを成功させました。
そして樋口新葉選手のジャンプへの目標は、なんと女子フィギュアスケートでは未だ誰も成功出来ていない4回転トゥループを2本跳ぶということなのです。
現在女子のフィギュアスケートの歴史で唯一4回転にジャンプに成功したのは安藤美姫選手の4回転サルコーのみ。
それだけ現在の女子フィギュアスケート界では4回転ジャンプへの壁は非常に高いということであります。
そんな高い壁である4回転ジャンプに挑戦したいというのは、本当にジャンプへのこだわりがあるからなのでしょう。
周り人から見えばどうしてもそんなことができるのかどうか懐疑的な目で見てしまいますよね。
ただコーチである岡島功治さんは、
「次の2018年冬季オリンピックである平昌では女子フィギュアも3回転半や4回転のジャンプは当たり前になっているはず。新葉はスピードがあるし、体力が十分あるので、4回転の練習を今オフ(2015年)から始める」
と、このように樋口新葉選手や他の女子スケーターの4回転ジャンプに対して自信のあるコメントを残しております。
確かに一昔前の男子でも4回転は一握りの選手しか成功できていなかったのが、今や4回転がプログラムに組み込まれているのは当たり前となってきました。
女子でも3回転半や4回転が当たり前になって来る日も遠くないないように思えます。
その4回転ジャンプのパイオニアに樋口新葉選手がなることを期待しましょう。
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樋口新葉はかわいいけど性格や態度、発言が生意気で嫌いな人が多い?
女子フィギュアスケート界では中学生から世界を舞台に大活躍している樋口新葉選手。
容姿は本当に可愛らしいくて演技にも華があります。
そんなかわいい樋口新葉選手ですが、世間では嫌いだという声がよく聞かれます。
理由として、性格や態度、発言が生意気だということが挙げられるのですが、本当のところはどうなのでしょうか?
この件に関して調べて検証してみました。
性格
まず性格に関して。
樋口新葉選手の性格は一言でいうと、超負けず嫌いのようです。
幼少期の樋口新葉選手に対して母親いわく、
「試合に負けたら、家に帰ってからヤバいです。もうなんか一時間くらい荒れていて、一回その日は立ち直るんですけど、次の日になったら変になります」
と幼い頃から負けず嫌いだったそうです。
インタビューでは「将来の夢はオリンピックや世界選手権で金メダルを獲りたい」と発言しているほど高い目標を掲げております。
これがアンチファンからはビッグマウスと捉えられているです。
こういった負けず嫌いで強気な発言をする性格だというのが、一部の人たちからは謙虚さがなく生意気だという声にもつながっているのだと思われます。
アスリートは緊張感のある舞台で戦うので、これくらいの気持ちがある方が丁度良いようには感じます。
個性があって良いのではないでしょうか。
態度
態度についてですが、こちらは2014年の全日本選手権でのワンシーン。
この大会ではショートで途中まで順位を1位につけておりましたが、他選手が立て続けに樋口新葉選手の得点を越していき、3位まで落ちてしまいました。
その際のこのワンシーンの態度が一部のアンチファンに「表情が露骨過ぎる」、「顔が怖すぎる」などと言われてしまったようです。
確かに露骨に顔に出てしまっているように見えます。
まだ中学生ということもあり、正直な感情が抑えきれなかったというところでしょうね。
そして本人はそんな声を聞いてかどうかはわかりませんが、ツイッターで反省をつぶやいておりました。
こんなところが逆にかわいいと思ってしまうのは自分だけでしょうか。
発言
最後に発言に関して。
先述した「オリンピックや世界選手権で金メダルを獲りたい」という発言はさておき、樋口新葉選手が「嫌い」につながる発言がこちら。
「浅田真央に魅力を感じない。キムヨナが目標選手」
ツイッターでつぶやいとされる発言なのですが、これが本当ならフィギュアスケートファンは怒る人が多いでしょう。
女子フィギュアスケート界では歴代ナンバーワンの人気を誇ると言っても過言ではない浅田真央選手を批判したとあればファンは黙ってはいれませんよね。
ましてや浅田真央選手のライバルキムヨナ選手が目標となれば余計にでしょう。
この発言が元で樋口新葉選手が生意気で嫌いなったという人が増えたようです。
これは浅田真央選手をライバルとして見てるからこその発言だったのでしょうか。
強気な樋口新葉選手らしいと言えばらしい発言ですが、言い方や自分の立ち位置を考えての発言は必要かもしれません。
また他の発言としては、自分のことを「天才肌」と言ったことがあるそうで、これを受けてアンチファンに生意気だという印象を与えてしまったこともあるようです。
こうした性格や態度、発言によって一部のアンチファンから「嫌い」と言われている樋口新葉選手。
そんな樋口新葉選手ですが、これからたくさん人生経験をして大人になるにつれ、性格や態度、発言は変化していくでしょう。
まだまだあどけなさも残る若い樋口新葉選手ですので、色々あるにせよ温かく見守ってあげるのも大人たちの対応なのかとも思います。
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樋口新葉選と本田真凛の仲は良いのか悪いのかどっち?
樋口新葉選手の同世代の最大のライバルと言えば、子役で有名な本田望結さんの姉である本田真凛選手が挙げられます。
そんな同世代のライバルとの仲というのも気になりますよね。
まだ若い高校生年代なので仲が良いのか?
それともトップアスリート同士としてライバル心剥き出しなのか?
色々調べてみましたが、プライベートでのエピソードというのが見つからず、実際に仲が良いのかどうかハッキリしたことがわかりませんでした。
だた大会でのショットを見てみると、かなり仲がよさそうな雰囲気が伝わってきました。
そのショットがこちら。
次に2016年3月に世界ジュニア選手権でのツーショット。
お互いとても良い表情をしていますね。
この大会は本田真凛選手が優勝、樋口新葉選手は3位でした。
樋口新葉選手は先ほどお伝えしたとおり、感情が顔に出やすいタイプだということを考えれば素直に本田真凛選手の優勝を称えているような感じにとれます。
悔しさは当然あったでしょうが、本田真凛選手を好きでないなら、このような清々しい表情ではなかったでしょう。
またこの大会ではこのように抱き合うシーンも。
これはどう見ても仲が良い証拠ですね。
同世代でライバル、でも仲良しという関係は微笑ましく感じます。
これからも切磋琢磨してお互い良きライバル、良き友人として日本の女子フィギュアスケートを盛り上げていってもらいたいですね。
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まとめ
2016年全日本選手権では上位争いが予想される樋口新葉選手。
性格や態度、発言などで批判の的となることもある樋口新葉選手ですが、元来持ち合わせている負けん気の強さと度胸で最高の演技を見せてほしいものです。
本田真凛選手など同世代の良きライバルとの戦いも見ものであります。
まだまだ伸びしろがたくさんある樋口新葉選手の今後の活躍に期待していきましょう。
コメント
第一印象として、小馬鹿にした雰囲気があって、あんまり可愛く感じないんです。
素直さとか純粋さを感じない。
歪んでるのかな…⁈
感情表現や自分の感情コントロールがうまくない不器用なタイプなのかもしれませんが、やっぱり、思い通りにならないと、意地になったりふてくされたり当たり散らしたりする雰囲気が出てるのがすごく損ですよね。
憎しみとか不満をさらっと水に流す清らかさとか、美しさを感じると、演技に品が滲み出て心を打つものがあるんだけどね〜。
きっと本人のピントは技術しか観てないんですよね。あれが出来るか、これが出来るか、あの人は出来ないとか、そうした表面的なことに価値観を持っているように感じる雰囲気が出てるのがとても残念です。
価値観のピントを変えると、きっともっと伸びるだろうし、感動も大きくなるに違いないと感じます。
せっかくの逸材なんだから、何とか周りがうまく育てて欲しいものです。
creaさん
こんにちは。
コメントありがとうございます。
creaさんのおっしゃる通り、樋口新葉さんは感情のコントロールとフィギュアに対しての根本的な価値観の見直しが課題なのでしょうね。
技術は天性のものがあって、負けず嫌いや勝気な性格は良い特徴でもあるので、あとは精神面が大人になっていけば安定感が増すのではないかと思います。
コーチや親しい周りの人たち、ファンの支えに期待したいですね。