8月6日の世界陸上の女子マラソンで安藤友香選手にメダルの期待がかかっております。
今回が前回の初マラソンから2度目のマラソンになる安藤友香選手ですが、かわいい容姿や忍者走りと呼ばれる独特な走り方も注目されています。
そんな安藤友香選手のこれまで経歴を振り返ってみます。
安藤友香選のプロフィール・経歴
出典:http://birthday-database.com/
生年月日:1994年3月16日生
出身地:岐阜県
身長:161cm
体重:43kg
所属・スズキ浜松アスリートクラブ
主な戦績
2010年3月、世界クロスカントリー選手権大会、ジュニア女子 22分22秒で、22位
2012年1月、皇后盃全国都道府県対抗女子駅伝競走大会、第2区 (4km) 区間賞 12’22”
2015年1月、皇后盃全国都道府県対抗女子駅伝競走大会、第1区 (6km) 区間賞 19’15”
2016年1月、皇后盃全国都道府県対抗女子駅伝競走大会、第1区 (6km) 区間賞 19’19”
2016年2月、香川丸亀国際ハーフマラソン 1時間10分10秒で4位、日本人トップ
2016年3月、世界ハーフマラソン選手権大会1時間10分34秒で10位、日本人トップ
2017年3月、名古屋ウィメンズマラソン 2時間21分36秒で2位、日本女子歴代4位(かつ初マラソン日本女子最高)の記録で日本人トップ
2017年8月現在で23歳の安藤友香選手。
まだ若いのでこれからの活躍が本当に楽しみですね!
岐阜県の海津市の出身で海津市立大江小学校から海津市立日新中学校、そして豊川高等学校に進学し、卒業しております。
小学校時代の通学は家から学校までの道のりが片道で30分かかっていたようです。
小学生ながら毎日1時間も通学に時間がかかっていたんですね。
この当時に足を使うことの基礎が少しついたのかもしれません。
中学生に入るとやりたかったハンドボール部に入部します。
ただハンドボール部に入ったものの、部員の人数がかなり多かったそうで、途中で陸上の方へ転部しました。
部員が多いからといって何故ハンドボールを辞めてしまったのかはわかっておりませんが、現在の活躍を見るとこの時の選択は正しかったと思います。
中学時代は800メートルや1500メートルを中心に活躍しており、皇后盃全国都道府県対抗女子駅伝競走大会に2度出場しました。
この皇后盃全国都道府県対抗女子駅伝競走大会は各都道府県の中学生や高校生、社会人のトップランナーがこぞって集まるレベルの高い大会です。
このような大会に出場していた安藤友香選手は当時から高いレベルを持っていたということの証明ですね。
高校は陸上の名門の愛知県豊川高等学校に進学します。
この名門校では全国高等学校駅伝競走大会の女子にの部で1年生の際に2区、3年生の際には1区を走り、豊川高等学校の総合優勝に貢献する活躍を見せました。
陸上の名門校でしっかりと実績を残した安藤友香選手は素晴らしいですね。
高校卒業後はスポーツ用品で有名なミズノが運営するミズノアスレティックに入ります。
この2年後には時之栖(ときのすみか)へ移籍。
さらに2014年にこの時之栖から現在のスズキ浜松アスリートクラブへ移籍します。
わずか数年のうちに2度も移籍した安藤友香選手ですが、このスズキ浜松アスリートクラブでコーチの里内正幸さんとの出会いが安藤友香選手のレベルを一気に引き上げることになりました。
里内正幸さんからフォームの改善を指導され、2016年にイギリスで開催された世界ハーフマラソン選手権大会では日本人最高位の10位の好成績を残します。
ただリオオリンピックの代表をかけた大会では女子10000メートルで13位、女子5000メートルが20位となりリオ五輪の出場は叶いませんでした。
その後2017年の3月に安藤友香選手は自身初となるフルマラソンに挑戦します。
この名古屋ウィメンズマラソンでは一般参加選手としての出場でしたが、トップランナーのバーレーンのキルワ選手に終始ピッタリと並走する走りを見せ、終盤こそ離されましたが、見事2位でゴールイン。
このときのタイム2時間21分36秒は日本歴代4位という好タイムでした。
しかも初マラソンでは日本人として最高記録となりました。
初のマラソンで2位という結果もスゴイですが、それ以上に日本人歴代4位のタイムというのはもっとスゴイ記録ですね。
たまたま上位に入ったというわけではなく、本物の実力があってのタイムと2位という成績だということです。
普段からの練習もしっかりやっていることもあるでしょうが、安藤友香選手は精神的にも非常に強いものを持っているアスリートなのだと思います。
今回の世界陸上でも良い結果が出せることを期待しております。
安藤友香かわいいけど走り方は忍者みたい?
マラソン界で期待の星である安藤友香選手ですが、かわいい容姿にも注目が集まっております。
そんなかわいい安藤友香選手は走り方が独特なことでも有名です。
出典:https://www.daily.co.jp/general/
その走り方は肘をほとんど曲げずに腕を降ろした状態で走るフォームで、まるで忍者のように見えることから「忍者走り」と呼ばれております。
他には「乙女走り」とも呼ばれたり、とにかくこの独特の走り方を見た人はみんな気になってしまうフォームであります。
幼い頃から腕と足を連動させて動かすことが苦手だったようで、この走り方になったようです。
安藤友香選手自身はこの走り方に違和感はないようで、この方が走りやすいとのことです。
何でも型は大事だとは思いますが、自分に一番合う型で結果が出せればそれにこしたことはないと思います。
オリックス時代のイチロー選手の独特の振り子打法などは同じようなことで、正しい型が必ずしもすべての人に合うということではないのでしょうね。
個人的には最初は正しい型を試してみて、そのあとに自分に合うやり方を工夫して身につけることが良いのかと思います。
安藤友香選手はこの独特な「忍者走り」で今後世界を驚かせる結果や記録を残していってもらいたいものです。
まとめ
忍者走りやかわいい容姿で注目が集まっている安藤友香選手。
今後も良い結果を出していってもらい、女子マラソン界を引っ張ていってほしいものです。
これからの安藤友香選手の活躍に期待していきましょう。